下水道コラムvol.13~下水処理場の数に関するお話~

 

みなんさは、日本全国にどれだけの下水処理場があるかご存じですか?

 令和2年度の下水道統計(日本下水道協会)によりますと、全国には、2,152箇所(汚泥処理に特化した処理場を除きます。)の下水処理場があり、神奈川県内には39箇所の下水処理場があります。
 今回は、下水処理場の数に関するお話です。

最も下水処理場の数が多いのはどの都道府県?

 都道府県別に、最も下水処理場の数が多いのは、北海道です。

 北海道には、約200箇所の下水処理場があるそうです。
 ちなみに、3位の長野県でも100箇所以上の下水処理場があるそうです。

下水処理場の数が多いトップ3を見てみましょう!

順位 都道府県名
1位 北海道
2位 兵庫県
3位 長野県

神奈川県は、47都道府県の中で21番目に下水処理場の多い県で、39箇所あります。

また、全国で処理能力が最も大きい下水処理場は、東京都の森ケ崎水再生センターで、150万㎥/日を超えた処理能力を有しています。

順位都道府県処理場名
東京都森ケ崎水再生センター
京都府鳥羽水環境保全センター
埼玉県荒川水循環センター

ところで・・・神奈川県下水道公社が管理する下水処理場の順位は?

神奈川県下水道公社が管理する下水処理場は、

水処理能力の大きい順では、全国で何番目なの?

神奈川県下水道公社で管理している下水処理場は4つあるけれど、

水処理能力の大きい順では次のとおりです。

処理場名 順位 水処理能力(系列)
柳島水再生センター 10番目 531,700㎥/日(9系列)
四之宮水再生センター 26番目 306,150㎥/日(6系列)
酒匂水再生センター 148番目 105,648㎥/日(3系列)
扇町水再生センター 275番目 55,120㎥/日(2系列)