あ~お

雨水管(うすいかん)

雨水を流す管のこと。

雨水ます(うすいます)

雨水を集めるもの。

SS(えすえす)

浮遊物質(suspended solids)の略称。水質指標であり、下水中の不溶性物質の濃度を示す。

MLSS(えむえるえすえす)

活性汚泥浮遊物質(Mixed liquor suspended solids)の略称。水質指標であり、反応タンク中の活性汚泥・不溶性物質の濃度を示す。

MLVSS(えむえるぶいえすえす)

活性汚泥有機性浮遊物質(Mixed liquor volatile suspended solid)の略称。 水質指標であり、反応タンク中の活性汚泥浮遊物(MLSS)のVS(強熱減量)を示す。

汚水管(おすいかん)

汚水を流す管のこと。

汚水ます(おすいます)

宅地内の排水管(汚水)どうしを接続するもの。

か~こ

活性汚泥(かっせいおでい)

バクテリアや原生動物のような微生物の集まりのこと。

合併式浄化槽(がっぺいしきじょうかそう)

トイレの排水以外にも、台所や風呂などの排水も併せて宅地内の浄化槽できれいにして排水するもの。

下水(げすい)

汚水(家庭で使った汚れた水や工場廃水等)と雨水をあわせたもの

下水管(げすいかん)

汚水や雨水を流すための管等で、小さな物(直径10cm位)から大きな物まであり、神奈川県の流域下水道では、最大4mの下水管があります。

下水道の日(げすいどうのひ)

下水道整備の促進について、広く国民に訴え、理解と協力を得ることを目的に9月10日を「下水道の日」とした。
毎年9月10日を中心とした前後1週間、イベント等を実施して下水道に関するPR活動が行われている。

では、なぜ9月10日なのでしょう?

9月10日と定められたのは、下水道の大きな役割の一つである「雨水の排除」を念頭に、
台風シーズンである210日を過ぎた220日(立春から数えて)が適当であるとされたことによるもの。

下水道普及率(げすいどうふきゅうりつ)

下水道の普及状況を表す指標のこと。
現在、下水道普及率としては、人口普及率(行政人口に対する下水道処理区域内人口の割合)が使用されている。

公共下水道(こうきょうげすいどう)

家庭の台所や水洗トイレ、あるいは工場等からの排出される汚水を、道路に埋めてある下水道管に流し、下水処理場へ集めてきれいに処理するものと、集めた下水を流域下水道へ流して処理するものがある。
公共下水道の管理は、地方公共団体(市町村)が行う。

公共〔接続〕ます(こうきょう〔せつぞく〕ます)

家庭や工場の排水設備と公共下水道とを接続するもの。

公共用水域(こうきょうようすいいき)

河川や湖沼、海域等のこと。

合流式下水道(ごうりゅうしきげすいどう)

下水を排除する方法の一つで、汚水と雨水を一緒に集めて下水処理場で処理する方法のこと。

さ~そ

COD(しーおーでぃー)

化学的酸素要求量(Chemical Oxygen Demand)の略称。水質指標であり、水質汚濁法では湖沼や海域等に規制がかかっている。

浄化槽〔単独浄化槽〕(じょうかそう〔たんどくじょうかそう〕)

家庭から出るトイレの排水を宅地内の地面に埋めてある水槽の中にためて、きれいな水にして排水するもの。

た~と

DO(でぃーおー)

溶存酸素量(Dissolved oxygen)の略称。水質指標であり、反応タンク中の水溶性酸素量を示す。

特定環境保全公共下水道(とくていかんきょうほぜんこうきょうげすいどう)

公共下水道のうち、農山漁村の居住環境の改善や観光地などの自然保護を目的として設置されるもの。

特定公共下水道(とくていこうきょうげすいどう)

公共下水道のうち、特定の工場や事業場の廃水を排除、処理するもの。

都市下水路(としげすいろ)

主に市街地の雨水を排除するもので、降雨時の浸水、滞水を防ぐ働きをする。下水路は蓋掛けをしていない。

トラップ(とらっぷ)

台所の流し台や水洗トイレなどについている臭気逆流防止器具(しゅうきぎゃくりゅうぼうしきぐ)のこと。
下水管内の悪臭やガスが家屋内に入るのを防ぐ役目があり、P型、S型、U型など色々な形の物があります。

は~ほ

排水設備(はいすいせつび)

家庭や工場から出る汚水(台所、洗濯、洗面、風呂、水洗トイレなどで使用した後の水)や雨水をすみやかに公共下水道に流すための施設のこと。排水管、ます(汚水ます、雨水ます)など。

BOD(びーおーでぃー)

生物化学的酸素要求量(Biochemical Oxygen Demand)の略称。水質指標であり、水質汚濁法では河川等に規制がかかっている。

分流式下水道(ぶんりゅうしきげすいどう)

下水を排除する方法の一つで、汚水と雨水を別々に分けて排除する方法のこと。
この場合、汚水は下水管〔汚水管〕を通って下水処理場できれいな水に処理して、川や海に放流します。
また、雨水は下水管〔雨水管〕を通って、そのまま河川や海域に流します。

○ 分流式下水道の例
*この他にも汚水と雨水を一緒に処理する合流式下水道もあります。

放流水(ほうりゅうすい)

下水処理場できれいになった水
(きれいになり川・海に放流される水)

ま~も

ます

汚水や雨水を汚水管や雨水管に速く・円滑に流し、点検・掃除を容易にするために設けられるもの。

マンホール(まんほーる)

下水管の清掃、換気、点検、採水等をするために、設けられる施設に設置されているもの。
神奈川県内の流域関連市町のマンホール蓋はこちらをご覧ください。

ら~ろ

流域関連公共下水道(りゅういきかんれんこうきょうげすいどう)

公共下水道のうち、汚水を流域下水道に排除するもの。

流域下水道(りゅういきげすいどう)

川や海などの水質を効率よく効果的に守るために、二つ以上の市町村の下水をまとめて処理すること。
流域下水道の設置及び管理は、原則として都道府県が行います。
なお、神奈川県の流域下水道は、「相模川流域下水道」と「酒匂川流域下水道」があります。

流入水(りゅうにゅうすい)

下水処理場に入ってきた下水