下水道コラムvol.1~デザインマンホール~
マンホールについて
皆さん、突然ですが日本国内にマンホールがどれだけ設置されているかご存じでしょうか?
電話、電気、水道やガス管等、地面に埋設されている様々な設備を
点検するために道路にはたくさんのマンホールが設置されています。
正確な数は分かりませんが、下水用のマンホールだけで1,400~1,500万枚あると言われており
日本の人口の9分の1・・・9人に1枚マンホール蓋がある計算になります。
マンホール蓋が丸い理由や表面に書かれている「おすい」「うすい」の意味だったりと
身近にあるのに意外と知られていないマンホールの話から、”デザインマンホール”について
ピックアップをして紹介したいと思います。
デザインマンホールってなに?
マンホール蓋といえば無機質な鉄の色をしていて、地味な模様が描かれているイメージがあります。
しかし!
最近テレビでも話題になることがあるので、ご存じの方もいらっしゃるかもしれませんが
その地域の名産品や有名なものをマンホールの模様にしたデザインマンホールと呼ばれるものがあります。
神奈川県内で最近話題になったものと言えば、小田原市の「ガンダムマンホール」ですね。
ガンダム生みの親である富野由悠季監督の出身地である小田原市に
モビルスーツがデザインされたマンホール蓋が製作され、市内に設置されています。
とても目立つデザインマンホールですが
実は神奈川県内の各市町にも取り入れられています。
皆さんの住む地域にはどのようなマンホール蓋が使われているかご存じでしょうか。
こちらのページで詳しく紹介していますので、気になる方は確認してみてください!
マンホール蓋紹介へのリンク(バナー?)
マンホールカードについて
静岡県浜松市のMHカード
下水道利用者の皆様にもっとマンホール蓋について興味関心を持ってもらえるように
地方公共団体ではマンホールカードというものを配布しているところもあります。
マンホールカードは日本全国様々な地域で配られており
旅行で遠出したときに配布場所で貰ってくれば良い思い出にもなります。
各都道府県ごとにファイリングをして、コレクションにするのも楽しいですね。
(ダムや城カードというものもあるので、合わせて集めたくなります。)
配布場所は地方公共団体によって異なり、役所や下水処理場・観光センター等で配布されています。
配布枚数には限りがありますので、配布の状況や場所については事前に調べてから向かうようにしましょう!