最初沈殿池で処理しきれなかった汚れを微生物の力を借りて除去します。
反応タンクの中には細かい空気を出すための散気装置が敷き詰められています。
この反応タンクの中に下水と活性汚泥(微生物の集まった汚泥)を入れて空気と混ぜ合わせることで微生物が活性化して汚れを食べてくれるようになります。
金魚の水槽みたいなイメージだね。
微生物も生き物だから、空気が無いと元気が出ないんだ!
かなりゅー
反応タンクで出ている空気は、処理場の中にあるブロワ設備から送られてきます。
ブロワ
反応タンクの内部は沸騰した水のようにボコボコと泡立っています。
最初沈殿池を出た下水に活性汚泥を混ぜているため、泥水のように濁っています。
ここでは8~9時間程度かけて下水をキレイにしています。
微生物によって汚れが食べられた下水を最終沈殿池に送ります。
最終沈殿池