水質試験室では、放流される処理水が適正に処理されているか水質試験をするのはもちろん
流入下水に、処理場の微生物に悪影響を及ぼす物質が入っていないかなどを日々検査しています。

工場排水が多い地域や時期や時間帯によって下水中に含まれる成分は変化するため、様々な分析を行って最も効率の良い処理方法を考えています。

毎日、処理工程ごとの水質や、脱水ケーキの性状などを分析して、反応タンクの微生物の量を増やしたり、最初沈殿池及び最終沈殿池の汚泥の引き抜き量を調節することで、放流水質を守っています。